英語勉強法

英文日記を使って英文法を効率的に身に付ける方法【ジャーナリング】

「英文法を覚えられない、どうしても忘れてしまう」ということはありませんか?

英語が好きであってもなかなか英文法を覚えられないということがあると思います。

勉強したはずのルールをテストや実際英文を作るうえで、忘れてしまう・うまく使えないということも多々あります。

この「忘れる」と「うまく使えない」というのはお互いに関係しています。

ゲームで言うと、魔法の呪文を知ってはいるけどうまく唱えられないと同じ事。

からだになじんでいないのです。

この魔法は、ドラ○エでいうところの「メ○、○ラミ、メ○ゾーマ」のように段階的なものもあります。

そのため、初めの段階(中学で習う英文法)でしっかり使えるようになることは大切です。

ここでは、学んだ英文法のルールを効率的に身につける方法をご紹介します。

この方法を使えば、「自分で英作文することができる」という自信も付きます。

結論から言います。

タイトルでもあるように、英文日記を使って英文法に慣れ親しむ方法です。

文法を何度も使って英文を使っていきましょう。

英文法で学んだことをアウトプットの3段階

アウトプットの仕方には段階があります。

習った英文を元に練習する方法と文章をカスタマイズして練習する方法です。

難易度は習った英文を使う方が簡単ですが、からだへなじませることを目的とした場合、文章をカスタマイズする方が身につきやすいと思います。

STEP1; 習った英文を元に練習する方法

音読→見たり見なかったりしながら読む→暗唱

イメージしながら音読→見たり見なかったりしながら読む→暗唱

イメージすることでシチュエーションのイメージが連動することになります。

音読、暗唱も口と耳を使っているため黙読よりは効果的ですが、

これでは自分事ではないため文法を使いこなせているとは言えないでしょう。

続いてカスタマイズしていきましょう。

このカスタマイズで自分で英文を作ることができる自身も付いてくるのでぜひしていきましょう。

STEP2; 英作文する(ちょいカスタマイズ)

まずは、否定文・疑問文を作りましょう

これで、少なくとも3パターンの文を作れることになります。

例えば、canの助動詞を習いました。

例文:The robot can play the piano.

否定文:The robot can’t play the piano.

疑問文:Can the robot play the piano?

ここから、ちょいカスタマイズをさらに展開できます。

展開するために自分で穴を作って、それを埋めるような疑問文を作ります。

例えば、

例文:The robot can play the piano.

穴を作る①:??? can play the piano.

穴を埋めるような疑問文①:What can play the piano?

穴を作る②:The robot can ??? ???.

疑問文②:What can the robot do?

穴を作る③:The robot can play ???.

疑問文③:What can the robot play?

ここでは、主語・動詞+目的語・目的語を分からない状態を想定して、

質問文を作りました。

その時は、そうです、WH疑問文(5W1H)を作るんです。

そのほか、WhenやWhere、Howなどを使って英作文を作っても良いと思います。

これで、少なくとも5パターン(否定文、疑問文、WH疑問文)

この工程で、単に音読することよりも積極的に文法を使っていることが分かると思います。

STEP3; 自分なりの英文を作る(がっつりカスタマイズ)

さて、ここまで来たあなたは少なくとも習った文法事項を5回も使ったことになります。

しかし、ここまでは与えられた文章をちょこちょこいじっているだけですよね。

なので、本当に使えるようになるにはどうするか。

自分のことを表すような文章を作ることをお勧めします。

例えば、先ほどのcan(~することができる)を学習した際には、

例文:The robot can play the piano.

オリジナル文①:I can speak English.

 ②I can ride a bicycle.

 ③My younger sister can cook.

こういった感じです。

テーマが自由なぶん、難しいと思います。時間もかかることでしょう。

しかし、時間をかけて自分事を英語にしたことで強力なイメージと自分の英文が頭に焼き付きます。

そこでも意識するのは「誰が」「する」「何を」です。

最終目標;日記にまとめる

私は、英語日記をおすすめしています。

「知っている」と「使える」ということには大きな差があります。

文法を「使える」ようになるには「使う」ことでしか身につきません。

そのためには、定期的な刺激が必要です。

それにマッチした方法として英語日記があると思います。

はじめのうちは習慣化するために1文、2文を作るだけでも構いません。

そして、だいたい1カ月くらい継続して英語日記を書くことができたら、

上の3STEPに従って「自分事の英文」を日記に入れていくといいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「英文法を覚える」というマインドから「英文法を使って話す・書く」というマインドに変えるためには、

英文法を使って英作文を作ることは避けられないと思います。

今回ご紹介した3STEPを使って英文法を身につけていきましょう。

それでは、また。