今回は語源のお話です。
普段、英語を勉強している中で英単語の語源が気になったことはありませんか?
『英単語語源図鑑』などいろいろな便利な本が出ていますが、手元にない場合どうやって調べればよいのでしょうか。
インターネットで簡単に調べることができますので、その方法をシェアしようと思います。
語源を調べる際の3つの無料ツール
結論から言います。3つの無料ツールとは・・・、
この3つです。いずれも無料で使用できます。
例えば、”extend” という単語を調べてみましょう。
語源を調べた後にするとよいこと
さて、ここで語源を調べたあと「そういう意味なのかぁ、なるほどねぇ」・・・
とそれで終わっていませんか?
そこで、終わっていてはもったいない。ここから語源学習の本当の楽しみが待っているのです。
それは、英単語の縦と横に進んでいくことです。
縦と横は単なる例えですが、少なくとも3つの方向に進んでいくことができます。
品詞を変える
語幹の同じ単語
類義語・対義語
英単語を増やす方法と仲良くなる方法は同じです。
同じような意味や反対の意味の単語とできる限り多く出会い、顔見知りになることです。
そのためには、語源を調べた後は次の3つのことを意識するより調べた単語を味わえます。
品詞を変える
動詞を学んだら、名詞、形容詞、副詞に調べてみる、発音してみましょう。
学んだ単語から異なる単語に変えることができたら単語数は3倍、4倍に増えていくでしょう。
おすすめは動詞から変えていくこと。
例えば、provide -供給する なら
(名) provision 提供、準備
(形) provisional (準備→)暫定的な、仮の
(副) provisionally 一時的に、暫定的に
調べていくうちに意外な意味に出会います。この場合、provisionの準備ですね。
ここから形容詞と副詞の意味につながっていくのが分かりました。
この方法は長い単語には有効ですが、短いゲルマン語系の単語には難しい時があります。
語幹や接頭辞、接尾辞が同じ単語に出会う体験を増やす
ラテン語系の単語は長い単語が多く覚えにくい時はないでしょうか?
でも実は長ければ長いほど語幹に意味があって覚えやすかったりします。
例えば、先ほどのprovide -供給するなら、
pro-: 前を
-vide: 見る
前を見て準備する→必要なものを事前に予測して提供するという意味になります。
proの語幹をもつ他の単語として
protect
類義語・対義語を知る
こちらのサイトで類義語(Synonym)、対義語(Antonym)を調べられます。
まとめ
今回は、英単語の語源を調べる方法をシェアしました。
どんどん語幹や接頭辞、接尾辞に慣れていきましょう。
それではまた。